「40代で未経験からIT業界なんて無謀だ」
そう思っていた私が、実際にIT業界への転職に挑戦した体験記です。
飲食業界で料理人として20年以上働いてきた40代のおっさんが、なぜ転職を決意し、何をし、どうなったのかをすべて書きます。成功談だけでなく、失敗や挫折もリアルにお伝えします。

転職を決意したきっかけ
体力的な限界
毎日朝8時から夜11時までの勤務。休みは月4〜5日。20代の頃は平気だった長時間労働が、40代になると体に堪えるようになりました。腰痛が慢性化し、膝も痛い。「あと20年、この体で持つのか?」と真剣に考えました。
将来への不安
飲食業界の年収は上がりにくい。子供の教育費、住宅ローン、老後の資金。計算すればするほど「このままでは足りない」。かといって飲食業界で年収を大幅に上げる方法は見当たりません。
「座って働ける仕事」への憧れ
正直に言うと、これが一番大きかったです。毎日12時間立ちっぱなしの仕事から、デスクワークへ。リモートワークができる仕事への憧れがありました。
IT転職のためにやったこと
1. プログラミングの勉強を始めた
まずはProgateという無料サービスでHTMLとCSSを学びました。仕事の合間に1日30分〜1時間。料理のレシピを覚えるように、コードも繰り返し書いて覚えました。
3ヶ月ほど独学した後、オンラインのプログラミングスクールに入学。転職サポート付きのコースを選びました。費用は約30万円。大きな出費でしたが、「飲食業界であと20年働くリスク」と比べれば安い投資だと判断しました。
2. 転職エージェントに登録した
プログラミング学習と並行して、転職エージェントにも登録。「IT業界未経験ですが、飲食業のマネジメント経験はあります」と正直に伝えました。
エージェントからは「IT業界でも、チームリーダーやプロジェクト管理のポジションなら、飲食業のマネジメント経験が評価されますよ」と言われ、少し自信が持てました。
3. 書類選考と面接を繰り返した
正直に言うと、書類選考で10社以上落ちました。「40代・未経験」の壁は厚い。でも、エージェントのアドバイスで職務経歴書を書き直し、飲食業の経験を「IT業界でも通じる言葉」に置き換えたところ、書類通過率が上がりました。
面接でも「料理長として15人のチームを管理していた」「月間売上500万円の店舗を運営していた」と具体的な数字を出すようにしたところ、面接官の反応が明らかに変わりました。

転職して変わったこと
| 項目 | 飲食業時代 | 転職後 |
|---|---|---|
| 労働時間 | 1日12〜15時間 | 実働8時間 |
| 休日 | 月4〜5日 | 完全週休2日 |
| 家族との時間 | ほぼなし | 毎日夕食を一緒に |
| 年収 | ほぼ変わらず | 微増(将来の伸びしろ大) |
| 体の負担 | 腰痛・膝痛あり | 大幅改善 |
給料は大きく変わっていませんが、生活の質は劇的に向上しました。何より「毎日夕食を家族と一緒に食べられる」ことが一番の変化です。
40代未経験でIT転職を成功させるポイント
ポイント1:プログラミングだけがITじゃない
IT業界にはプログラマー以外にも、カスタマーサポート、プロジェクト管理、品質管理、営業など多くの職種があります。飲食業の経験が活きる職種を選びましょう。
ポイント2:飲食業の経験を「武器」として伝える
「飲食しかやってこなかった」ではなく「飲食業で20年間マネジメントを経験してきた」。この言い換えだけで、印象がまったく変わります。
ポイント3:転職エージェントを最大限活用する
自分一人では気づかない強みを引き出してくれます。書類添削、面接対策、企業との年収交渉まで全部やってくれて無料。使わない理由がありません。
まとめ:「無謀」と思っていたけど、やってよかった
40代・未経験・IT業界への転職。無謀だと思っていました。でも実際にやってみたら、道は開けました。
大切なのは「完璧な準備」ではなく「一歩を踏み出すこと」。迷っているなら、まずは転職エージェントに無料相談してみてください。あなたの飲食業での経験は、思っている以上に価値があります。


