飲食業にどっぷり20年。現在は料理長をやっています。
20代・30代の頃には考えもしなかった「副業」という言葉。40代になり、本業だけに頼る不安から副業を始めて2年が経ちました。
この記事は、私自身の現在進行形の体験談です。飲食業界で20年働いた40代が、ゼロから何を始め、どうなったのかを正直にお伝えします。

副業を始めたきっかけ
飲食業界の将来性への不安
コロナ禍で飲食業界は大打撃を受けました。「もし店が潰れたら?」「もしクビになったら?」。本業1本だけの収入に頼る怖さを痛感しました。
給料が上がらない現実
料理長になっても手取りは30万円前後。子供の教育費、住宅ローン、老後の貯金。計算するほど足りない。でも飲食業界で劇的に給料が上がる見込みはありません。
複数の収入源を持つことの重要性
「卵を一つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。収入も同じ。本業+副業の2本柱があれば、片方がダメになっても生き残れます。この考えが副業を始めた最大の動機です。
実際に試した3つの副業
副業1:ブログ(現在も継続中)
初期費用:月約1,000円(サーバー代)+PC代5万円
飲食業の経験をそのまま記事にしています。転職体験談、職場のリアル、料理のコツなど、ネタは尽きません。
メリット:自分のペースでできる。一度書いた記事が資産になる。
デメリット:最初の3ヶ月はほぼ収益ゼロ。忍耐力が必要。
2年続けた結果、月に数千円〜の副収入が入るようになりました。大きな金額ではありませんが、「本業以外から収入がある」という安心感は計り知れません。
副業2:Webライター
初期費用:0円(クラウドワークス・ランサーズに無料登録)
最初は1記事3,000円の案件から始めました。飲食業関連の記事なら、自分の経験をもとに書けるので、調べる手間が少ないです。
メリット:即金性がある。書いた分だけ確実にお金になる。
デメリット:時間の切り売り。書かなければ収入ゼロ。
ブログとの相性が良く、ライティングスキルが上がるとブログの質も上がります。
副業3:フードデリバリー(短期間で撤退)
初期費用:0円
休日にUber Eatsで配達。時給換算で1,000〜1,500円程度。体は動かすので健康にはいいのですが、本業で体力を使い切っている飲食業の人間には厳しいというのが正直な感想です。2ヶ月で撤退しました。

副業を始めて変わった4つのこと
- 収入の柱が増えて心に余裕ができた:本業だけに依存する不安が大幅に減った
- 新しいスキルが身についた:ライティング、SEO、Webマーケティングの知識
- 転職への恐怖心が減った:「最悪、副業で食べていける」という安心感
- 人生の選択肢が増えた:飲食を続けるも転職するも、自分で選べるようになった
飲食業の40代が副業を選ぶ時の注意点
体力を使う副業は避ける
本業で12時間立ちっぱなしの飲食業。休日にさらに体力を使う副業は長続きしません。座ってできる副業(ブログ、ライター、動画編集など)を選びましょう。
初期費用が高い副業は避ける
せどり・物販は仕入れ資金が必要。プログラミングスクールは数十万円。飲食業の給料で大きな投資はリスクが高いです。ブログなら月1,000円で始められます。
会社の就業規則を確認する
副業禁止の会社もあります。まずは就業規則を確認。ブログならバレにくいですが、確定申告で住民税を「自分で納付」に変更するのを忘れずに。
まとめ:40代からでも副業は始められる
飲食業界で20年。「自分にできることは料理だけ」と思っていました。でも実際に副業を始めてみたら、意外とできることは多かった。
大切なのは「完璧な準備」ではなく「まず始めること」。月1,000円のサーバー代と、1日30分の時間があれば、今日から始められます。
あなたの20年の経験は、必ず誰かの役に立つコンテンツになります。

